毎日新聞・佐野格さんのツイート
大津の事故が契機なのか、マスコミの社員だとする匿名アカウントで遺族取材をやめるべきだと述べたツイートがバズっていたが、新聞記者として10年以上働く身として強い違和感を感じる。
そもそも保育園は「遺族」ではないし、遺族取材を辞めるべきだなどと言うのは安易で雑すぎる言葉だ。続く

大津の事故が契機なのか、マスコミの社員だとする匿名アカウントで遺族取材をやめるべきだと述べたツイートがバズっていたが、新聞記者として10年以上働く身として強い違和感を感じる。そもそも保育園は「遺族」ではないし、遺族取材を辞めるべきだなどと言うのは安易で雑すぎる言葉だ。続く
— 佐野格 (@tadashi0712mai1) 2019年5月11日
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ご遺族への取材は非常にセンシティブだし、取材される方だけでなく、当然ながらする方もしんどい。でも、交通事故も、飲酒運転も、いじめも、過労死も、列車事故も、東日本大震災も、熊本地震も、それぞれのご遺族の訴えを伝えることを安易に放棄することは決して人道的ではないと思う。続く
— 佐野格 (@tadashi0712mai1) 2019年5月11日
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私自身は優秀な記者ではない。できる限り、嫌がられるような取材はしないようにしてきたつもりだ。それでも、これまでの取材でご不満や不快に思われたご遺族もおられると思う。それは本当に申し訳ないし、ただただ、頭を下げるしかない。続く。
— 佐野格 (@tadashi0712mai1) 2019年5月11日
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問題なのは、取材手法や取材姿勢、タイミングだろう。いかに誠実に取材をし、その思いや言葉を伝えるかどうかだろう。そしてきちんとご遺族やその関係者に寄り添い、誠実に取材を続けたことで、一定の信頼を得たことで、読者の胸に響く素晴らしい記事やドキュメンタリーがいくつも生まれている。続く
— 佐野格 (@tadashi0712mai1) 2019年5月11日
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また、それらは法制度を新設したり、改正したり、社会慣習を変化させたりすることに寄与することも多々ある。そういう先人たちの仕事を少しでも理解していれば安易に「遺族取材はすべきでない」などと述べられるはずはないと思うのだが。。。
— 佐野格 (@tadashi0712mai1) 2019年5月11日
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事件・事故、災害と遺族取材の経験があるものとしては、当該のツイートが4・7万もリツイートされ、9・2万もいいねしているのを見ると、なんだかもやもやが抑えきれず、ツイートしました。私の一連のツイートはほとんど拡散されないでしょうが、業界の端くれの意見として少しでも伝われば。
— 佐野格 (@tadashi0712mai1) 2019年5月11日
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思いの外拡散し、皆様からさまざまなご意見を頂戴しました。厳しいものが多くありましたが、ありがとうございます。一つ一つにはできないかもしれませんが、共通した問いかけなどは改めて返信させていただきたいと思います。
— 佐野格 (@tadashi0712mai1) 2019年5月12日
佐野格 プロフィール
毎日新聞記者。2009年入社。山口支局→13年~大分支局→16年~福岡報道部(現所属)。沖縄、遺族、平和、災害、飲酒運転、乳がん、選挙、デザイン、バスケ、グルメ。浅草キッドとeasternyouthに憧れ。町田市/立教大学。1985年生。ツイートは個人の責任で行います。プロフィール画像は長男による似顔絵です。
佐野格 - Twitter
twitterの反応
決められた筋書き通りの絵を撮り、インタビューを聞き出し、沿わないものは切り捨てる。そんなところに国民は飽き飽きしているどころか怒りを覚えるようになってしまったのよ。これでは優秀な記者も育たないし、出来レースに未来はないからテレビ見なくなるのは覚えておいた方がいいよ。
— [email protected]兎に角眠い (@stratosbaka) 2019年5月12日
佐野さんのやってる事って
ただの「ガキの使い」ですよ。
上司に怒られないように言い付けられた通りの行動をとってるだけ。
そこに意志も思想も無い。— ぴかる (@023pikaru_night) 2019年5月12日
全文読ませていただいて、主張は分かるのですが拒否しても詰め寄る取材陣のプレッシャーは負担になるのでやめて欲しいと、そういう意図でやめろと言っているのだと思います。
もちろん今回の保育園側の会見では保育園側の意志で会見を開き、飛んだ質問は失礼極まりないという別の問題でしたが。
— なた (@whitecube74U) 2019年5月12日
初めまして。佐野さんの様に地道に取材される方と、パフォーマンス中心の記者、後者が目立ち過ぎて、記者自体が信用できなくなりました。
— 麒麟 (@Kirin3160) 2019年5月12日
▼ネット上のコメント
・今回の事件で取り上げるべきは、保育園の関係者や家族の方々ではなく、いかにすればこのような事故を起こさずに済むかではないでしょうか。たとえばガードレールの有効性を調べ、ガードレールを設置するのに必要な費用を調べ、その費用を新聞社主導で集めてみたらどうでしょう。
・今回の件に限らず、被害者のプライバシーにかかわる取材全般に疑問を感じます。信頼関係を築いた上でのドキュメンタリーであればなおのこと、事象の直後は、不可能では?
・それ、自分や家族が被害者になったときも同じこと言えるの?
・おっしゃるとおりで「取材手法や取材姿勢、タイミング」が問われていると言うことかと。遺族取材やめるべきといっても記憶を風化させないために被災地の報道をしたり、亀岡交通事故の遺族の活動紹介したりする報道が批判されているわけではないと思われ。
・「マスコミの取材、お断り」という張り紙を出しているのに、チャイムを鳴らして無理やり押しかけるテレビカメラや記者をどう思いますか?ホースで水をかけて追い払っても良いと思います。嫌がる関係者に無理やりカメラを向けている連中はそれくらいしても構わないと思いますが。どうでしょうか?
・もう佐野氏のような論調は受け入れられないくらい、マスコミへの信頼信用は地に落ちているということを自覚してください。佐野氏がやるべきことは、同業他者の悪行を「取材」し、「批判」し、「記事化」して、「自浄作用」を行うことです。
・遺族が取材を望んでいないことも多い上に、貴方の主張は「遺族取材によって、どの様な情報が伝えられるべきか」を明確にしていない。

