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盲導犬、柱避けて歩行か=線路に男性転落死
東京都港区の東京メトロ青山一丁目駅で盲導犬を連れていた世田谷区の会社員品田直人さん(55)が電車にひかれ死亡した事故で、品田さんと盲導犬がホーム上の柱を避けて歩いたため、線路に転落した可能性のあることが16日、警視庁赤坂署への取材で分かった。
同署や、盲導犬を貸与していた北海道盲導犬協会(札幌市)が状況を調べている。
赤坂署と東京メトロによると、品田さんは盲導犬を右手に従えてホームを歩行中、徐々に黄色の点字ブロックと白線を越え、左足から転落した。ホームには線路から約1.2メートルの位置に、点字ブロックの一部をつぶす形で柱が並び、同署は犬が柱を避けようとしたのが一因とみている。
北海道盲導犬協会は、品田さんと盲導犬の位置にも注目。ホームでは犬を線路側にして歩くルールがあり、通常とは異なっていた理由も調べる。
同協会によると、事故時に一緒にいた盲導犬は2014年5月に訓練を終了。品田さんは11~13年にも別の犬を貸与されており、2頭目だった。品田さんは今年3月、仕事の都合で札幌市から転居したが、以前も東京で暮らしたことがある。
東京メトロによると、転落前に駅員が品田さんに「お下がりください」とマイクで呼び掛けた。協会によると、品田さんは聴力に障害はないが、一般的に視覚障害者は誰に言われたかの察知が遅れがちになるという。
日本盲導犬協会(東京)は「ホームは犬と一緒でも非常に危険。『ご一緒しますか』『お手伝いしますか』と声を掛けてくれるとありがたい」と呼び掛けている。
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