【庵野監督・特別寄稿】『エヴァ』の名を悪用したガイナックスと報道に強く憤る理由

▼記事によると…

・アニメ制作会社「ガイナックス」の社長が準強制わいせつ容疑で逮捕された。この事件では、『エヴァンゲリオン』の名を付した報道が数多くあり、これについて庵野秀明監督は強い憤りを感じているという。そこで今回改めて、庵野監督の特別寄稿を連載していく。第1回は、これまでのガイナックスとの関係や袂(たもと)を分かつまでの経緯などについて語る。

・「ガイナックス」の事件報道について 逮捕された人物は『エヴァ』とは全く関係ない
まったく面識のない経歴もよく知らない人物が、僕が以前在籍していたアニメ制作会社「ガイナックス」の社長になっていました。そして、刑事事件の被疑者になった、というニュースが入ってきたのです。

・今回の報道のあり方には 制作者を代表して強く抗議したい
現在『エヴァンゲリオン』を製作しているのは、僕が代表取締役を務める「株式会社カラー」です。

「エヴァ制作会社社長、逮捕」などという見出しだけだと、逮捕されたのは僕、という解釈すらできてしまいます。

これらの報道は、あたかもこの事件が『エヴァンゲリオン』と関係があるかのような誤解を多くの人に与えました。

「かつてガイナックスがエヴァを作っていたのは事実であるのだからうそではない」というようなミスリードを狙う、そうした報道のあり方には、制作者を代表して強く抗議したいと思います。

(略)

・ガイナックスがカラーへの返済を滞らせてから既に3年半以上がたちます。いまだに当時の社長や経営陣からは連絡も説明も謝罪もないままです。

・会社の経営だけでなくこのような事態になっても当時の経営者たちは、自身にも社員にもスタッフにも作品にも社会にも相応の責任を取ろうとはしていません。

そのことが、債権会社の経営者としてではなく、学生時代からの友人として、残念です。

そして、彼らとは昔のような関係にはもう戻れないであろうことを、最も残念に思います。

2019.12.30 5:22
https://diamond.jp/articles/-/224881

庵野秀明 プロフィール


庵野 秀明は、日本のアニメーター、映画監督、実業家。カラー代表取締役社長。株式会社プロジェクトスタジオQ創作管理統括。NPO法人アニメ特撮アーカイブ機構代表。山口県宇部市出身。山口県立宇部高等学校卒業、大阪芸術大学芸術学部映像計画学科中退。血液型はA型。妻は漫画家の安野モヨコ。
生年月日:1960年5月22日 (年齢 59歳)
庵野秀明 - Wikipedia

twitterの反応

▼ネット上のコメント

読んでいてとても辛くなった。もう何がなんだかわからない状態だったのですね・・・途方もないお金が訳のわからない人に使われて。作ったアニメも勝手に売られて、これはキツイよ・・・(T_T)

クリエイターが経営に関与しないとクリエイターが搾取される会社になる、という典型例に見える。

このマスコミのストローマン商売は弁護士に投げて訴訟にしないと収まらない。大した金額にはならず、時間を無駄にすることが分かっていても。

過去作品の資料が保全されれば、ガイナックスの魂だけは残ると考えるほかない状態ですね

漫画アオイホノオが好きなので、最後の一文が一番刺さりました。

まさかそんなにドロドロしてたなんて

なんか変な事になってるなー、とは薄々感じていたが、まさかここまでとは…。私達が心躍らせた「ガイナックス」はもう存在しないんですね、悲しい…。外野から失礼しました。

みんなのコメント

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